首輪とハーネス、それぞれにリードをつけるダブルリードが逸走防止策として薦められている。が、不器用なおとーちゃんは二本のリードを扱いきれない。「多分、ぶんぶんなら大丈夫」とおれに責任をかぶせ、カラビナごしのシングルリードにしている。
特に、DIYカラー首輪とハーネスはゆるくつながっていて、おとーの指示はハーネス側に伝わる。
おれが急ぎ足になるとおとーはピッとリードを引く。ハーネスは前肩をきゅっと締め、結果としておれは歩行を緩める。
おれが野っぱらのカラスを追っ払おうと突進する。リードが張り詰めたとたん、おれの突進は前だったはずなのに、前胸のリングを支点に体が振り回される。結果として、薄ら笑いしながら「ば~か~」といってるおとーの顔を見ることになり、カラスのことを忘れる。なんでこうなるの?
ちょう結び首輪もハーネスもきちんと締め具合を調整しないと脱げる。ともだちとレスリングしたりしていると、おれたちの体は柔軟だからすぽ~んと抜ける。
きちきちはイヤだが、ゆるゆるも、あまりよくない。ゆるいと飼い主はリードの先に空っぽの首輪やハーネスを見てぼーぜんとすることになる。
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